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zoom RSS つげ先生の漫画

<<   作成日時 : 2009/05/03 19:36   >>

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またつげ義春先生の漫画を立ち読みした。

「ヨシボーの犯罪」「一巻目」
雑誌のグラビア女優をピンセットで刺し、いい女か確かめるために食べる。そしてそのピンセットを始末しようと四苦八苦してる。はっきり言って意味がわからない。ねじ式に近い。
主人公の顔が劇画に近く、妙な色気があった。色気と言うより気持ち悪い。

「蟻地獄」「3巻目」
ある砂漠で遭難した男たちの話。穴にはまってしまい出ることができない。人が来ても穴に落ちてきてしまうし、水もなくしてしまう。
せっかくヘリコプターが来ても定員オーバーで全員乗れない。待つことができず操縦士を死なせてしまい、さらにヘリも大破してしまうと言う救いようのない話。
劇画タッチの作風だった。

「紅い花」「5巻目」
都会から釣りに来た男と茶屋の娘の話。
男がもっきり屋の少女に出てきた人に似ている。少女も名前は違うが、似ている。
娘が川で用を足し、その拍子に花が川へ落ち、赤い花が咲いたみたいな。

「4つの犯罪」「7巻目」
ある温泉宿で4人の男たちが話し合う。うまい殺人トリックや猟奇遊びを語り合う。
子供向けなのか絵柄が手塚治虫っぽい。それでもつげ先生らしい作風だと思う。
金がなかったので買うのをためらってしまった。今度はひと月経ったら一冊ずつ買おうかと思っている。

つげ先生は昭和62年に「別離」という漫画を描いて以来新作を発表していない。
奥さんは亡くなり、本人は目が悪い。さらに息子は閉じこもりだそうな。
師匠の水木しげる先生みたいにキャラが単純で、背景が綿密に書き込まれている。
もっともつげ先生はエロス部分を劇画タッチで描く場合がある。水木先生の代わりに美女を描いていた。池上遼一先生も描いてたそうだ。
水木先生のエッセイでもつげ先生は恋愛関係で疲れていたそうだ。水木先生自身つげ先生をおかしなアシスタントだったと言ってる。
つげ先生の作風は30代の私にも共感できる。つげ先生の性格を反映した駄目人間が主役が多い。ニートとは違い、働いても働いても貧乏暮らしの人がほとんどだ。
メッキ工や貸本の漫画家などが多い。
つげ先生の作風は20年近く早すぎたと思えます。




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