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zoom RSS 新ハレンチ学園 ネタバレ注意

<<   作成日時 : 2009/09/20 19:43   >>

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1971年に公開された林功監督作で、永井豪原作です。

ハレンチ大戦争でマカロニやマルゴシ、パラソルやヒゲゴジラが戦死した。山岸八十八(千葉裕)は生き残った生徒たちを引き連れ、別の学校に転校しようとするが、悪名高きハレンチ学園は教師だけでなく、生徒も嫌われていた。学生運動よろしく放水攻撃を食らう山岸たち。
2年近く放浪の末、電報が届いた。聖ハレヤカ学園をのっとれという内容だった。
イキドマリ(大谷享)やフーセン(アタック一郎)は生きてました。原作だとイキドマリは死んでましたけどね。アユちゃんも死にました。ちなみにみつ子は生き残りますが、映画では死んだことになってます。

ハレヤカ学園には山岸の妹マミ(中島真智子)が捕らえられていた。たった二年で兄に近くなるとはどういうことか?あと家族の元に帰らなかったのか?そういったところは省き、学園長シルクハット(E・H・エリック)を倒して学園を乗っ取った。元の生徒たちも教師たちに不満を持っていたので山岸たちに賛同する。
電報は小使いの甚兵衛(左卜全)が送ったものだった。学園には寮があり、そこで寝泊りすることになった。

山岸たちは教師を募集した。騎手でありながら走らないコータロー(海野かつを)や、オカマの春菊(大泉晃)、はるきくと呼ぶらしい。テロリストなアルファタ(ストレートコンビ)などを採用する山岸たち。アルファタはかなりやばい響だとかんじるのは私だけではないはずだ。
さらに死んだと思われたヒゲゴジラ(高松しげお)登場。実際はゴジラに似た別人だが、中身はやっぱりヒゲゴジラである。ちなみに高松さんは身体検査の巻に出演しています。
そして柳生十兵衛(渡辺やよい)登場。時代劇ヨロシクな演出で登場する。前回の十兵衛役であった児島美ゆきさんはテレビドラマで忙しくなった時期だそうだ。
十兵衛の活劇はすごい。ヒゲゴジラの右腕を切り落とした後、がまの油スプレーで出血を止め、腕を繋ぐ。「柳生忍法ねじ式!!」あきらかにつげ義春先生の漫画がモデルだ。
彼女はのちに山岸たちに脱がされる。

教師達は地下牢に閉じ込められ、餌は豚の餌であった。ハレンチ学園では生徒の次に用務員。その下は犬猫豚で、その次が教師。それでもヒゲゴジラに襲われる十兵衛を見て、甚兵衛は山岸たちに連絡を入れる。山岸たちは襲われてる十兵衛を助け介抱するが、女生徒たちと軋轢が生まれた。しかし十兵衛は腹に一物を持っていた。
ヒゲゴジラと一緒の牢に入れたら、どうなるか、山岸たちは入れた時に気付かなかったのだろうか?

授業中、教室に煙が入ってきた。工場から出てきた煙であった。十兵衛は誰か公害で死んだことにして補償金をせしめようととんでもないことを抜かした。その白羽の矢が立ったのがヒゲゴジラであった。
工場の社長はゲバゲバという男であった。マカロニ役の宍戸錠さんが演じてます。サングラスにロン毛のかつら。語尾にゲバとつける変なやつであった。たぶんゲバゲバ90分をイメージしているのだろう。舌をべろんと出したりしてました。
工場は赤字で倒産。無報酬で教師になりたいと懇願したが、こいつの目的は最初から聖ハレンチ学園を乗っ取ることであった。

ゲバゲバは山岸たちを罠にはめ、ロープウェイに閉じ込め、爆弾を仕掛けた。それを十兵衛が助けてくれた。彼女は実は山岸たちと同じ年で、教師として潜り込んだらしい。いったいどんな意味があったのか?しかし彼らは結局捕まってしまい、教師と立場が逆転してしまった。
女生徒たちは恒例の黒いレオタードを着せられて労働させられていた。
甚兵衛は追い出され、老人と子供のポルカを歌いながら、去った。

教育大臣三遊亭円楽、本名で登場だが、媚を売るゲバゲバたち。
山岸たちは牢屋から逃げ出し暴れまくる。女生徒たちのレオタード姿は若さでぴちぴちしている。臀部をアップで撮ったのはこれが初めてな気がする。そこへ警察がやってきた。ハレンチ学園シリーズは学生運動をイメージしているところが多いです。
山岸たちは逃げ出すが、その時の挿入歌がソルティシュガーの走れコータローである。走らないコータローというのはこういう意味だが、コータローはなぜか馬に乗っていた。
甚兵衛はハレンチ学園第一回目の卒業生ゆえに山岸たちの逃亡を助けてくれた。

最後はこの国を出て世界に旅立とうと制服を脱ぎ捨てておしまい。

ハレンチ学園シリーズはこれで終りです。毎回馬鹿馬鹿しくも笑わせてくれたシリーズだけにもったいないです。
3作目に登場した正司怜司敏江は料理人役として登場。敏江が玲司に嫉妬してケンカするが、誤解とわかると敏江が甘えてくる。それを気持ち悪いと玲司がどつくのである。
桂三枝は泥棒役として登場し、必然性があるとは思えない。
今回の十兵衛は前作の十兵衛と別人な扱いを受けてます。
しかし前作と比べると若さというかパワーが足りない気がする。マルゴシやパラソルといった個性的なキャラとくらべると見劣りするのである。
もっとも生徒たちの非常識ぶりや、女生徒たちのレオタードからにじみ出る色気など、お約束は守っております。ゲバゲバ役の宍戸さんもマカロニとは違う味わいでした。お笑いにはお笑い芸人を出演させて笑いを取るなど、わかりやすい。
爆弾とか、警察とかわざわざ小道具に大きな文字を入れて、わかりやすくするなど映画を観る人たちに優しい映画でもありました。

あとは関係ないけど助監督は小沼勝氏です。小沼さんは身体検査の巻以外は、助監督を務めてました。のちにロマンポルノで活躍しますが、林監督も同じくロマンポルノで活躍しております。


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