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zoom RSS 貴婦人縛り壺 ネタバレ注意

<<   作成日時 : 2009/09/07 23:22   >>

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18禁なので未成年は読まないように。

1977年に公開された小沼勝監督の日活ロマンポルノです。

団鬼六先生の黒い鬼火が原作です。原作は読んだことありません。
舞台は昭和初期の山村です。
谷ナオミさんが扮する波路は高木均さん扮する笠井と夫婦です。しかし、波路はお姫様で、笠井は百姓。波路の父親が相場に手を出して失敗し、笠井が借金の肩代わりに波路と結婚したのです。

笠井は波路を毎日いたぶります。波路のあえぎ声を聞きながら小間使いの作造(高橋明)やフミエ「田島はるか」はセックスを楽しみ、新人の信吉(滝沢淳)は竹やぶで自慰をして慰めているのでした。
それとこの作品にはお猿さんが映ってます。マスコットキャラのつもりでしょうか?

ある日波路は昔の婚約者である吉野(志賀圭二郎)に手紙を届けるよう信吉に頼みました。もちろんばれて、二人はいじめられます。
笠井には秋子(渡辺とく子)という妹がいてやけに仲がいいです。
秋子も兄に似てサディスト。小便をしたい波路を漏らさせました。しかし、小水の量がハンパなく多いです。色はただの水っぽかったです。

あとはひたすら責められます。
波路と信吉を馬に乗せて、かっぽかっぽと走らせたり、庭に磔台を作り、二人を磔にしたりとやりたい放題。
婚約者だった吉野を呼び寄せ、猿の結婚式というわけのわからない式をあげました。そして波路と吉野のえっちを笠井が呼び寄せた小作人たちが見物するのです。

最後は信吉が助けに来てくれましたが、長い間責められて来た彼女が信吉というチェリーボーイに満足などできません。
一方笠井は波路が逃げてしまい、失意のどん底です。ちなみに小作人たちはなぜか逃げる波路たちを追いかけませんでした。
一応ハッピーエンドなのでしょうか、最後は変態になった波路に失望して泣き叫ぶ信吉で終わりました。

SM物というと弱いものいじめを楽しむ印象があります。社長令嬢や華道の家元などを誘拐し、やくざたちが縄を縛り、鞭で叩き、浣腸する。
それはある一面でしかないのです。
この作品では波路は笠井にいたぶられ続けます。それはもうバリエーションに富んでます。
しかし、長い間いたぶられ続けた彼女にとって、それは普通となってしまっていたのです。
MがSを凌駕する。
波路に逃げられた笠井の姿は憐憫の情が湧くほど、みじめでした。いざいなくなれば心の中の消失が埋められないのでしょう。波路が帰ってきた時の嬉しそうな彼の顔は心が暖かくなりました。
あとエロシーンはアップは撮らず遠くから写してます。モザイクはありませんし、使う必要がないです。
あと高木さんの怪演も光ってました。こういうのは俳優の力も必要ですからね。
私は愛好家ではありませんが、この作品は面白いと断言できます。

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