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<<   作成日時 : 2010/01/03 12:57   >>

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山田風太郎先生の原作甲賀忍法帖の実写版です。2005年に公開された下山天監督作です。松竹です。

甲賀卍谷の甲賀弦之介(オダギリジョー)と伊賀鍔隠れの朧(仲間由紀恵)は愛し合っていた。
しかし、徳川では彼らの異能の技を恐れ、徳川世継ぎを名目として彼らを皆殺しにしようとたくらんでいた。
伊賀のお幻(りりぃ)は夜叉丸(坂口拓)を。甲賀弾正(寺田稔)は筑摩小四郎(虎牙光輝)を徳川の前に披露した。小四郎?原作では伊賀側の忍者のはず。さらに戦う相手は5対5である。原作ファンならこの時点でおかしいと思うだろう。さらに小四郎は急息かまいたちを使わないし。

甲賀側。
室賀豹馬:升毅。お坊さんみたいな格好をしてる。盲目なのか判断がつきにくかった。
如月左衛門:木下ほうか。不気味な仮面とフードをつけてる。中身はツルッパゲで、顔を撫でただけで変身できた。
陽炎:黒谷友香。妖艶な遊女っぽい格好をしてる。

伊賀側。
蛍火:沢尻エリカ。一番まともっぽい格好をしてる。
薬師寺天膳:椎名桔平。真っ白な総髪。チャクラムを武器にしていた。
蓑念鬼:伊藤俊。毛皮を着た野生児っぽい。

原作では弾正、お幻は真っ先に殺しあうが、映画では人知れず決闘して果てた。
映画では原作の忍者の非常な戦いを描かれていた。忍法勝負は真正面からではなく、常に相手の裏をかくのが忍法帖の醍醐味であった。
ところが映画はただの超人バトルと化してしまった。

ただ朧と蛍火のふれあいはよかった。蛍火の死で覚醒しちゃった朧は小四郎に破厳の瞳で小四郎の身体を砕く。しかし、朧は止めを刺さなかった。というか朧の瞳は敵味方を問わず忍法を無効化する力なんですが。
弦之介は天膳から、この戦いは泰平の世を望む徳川にとって、自分たちのような存在は邪魔だと思っている。柳生の手のものによって両方の里が襲撃されると予測していた。
天膳は陽炎の毒で体内の虫が出てしまい、死んだ。なんか寄生虫みたいで気味が悪かった。陽炎も天膳に刺されて死んだ。
そこへ伊賀忍者が弦之介を襲うが、加速装置みたいな技ですべての忍者を殺した。

最後、弦之介は朧に殺された。

朧は全員死亡した後駿府城で徳川家康と対面。自分の目を引き換えに、里を救った。
崩壊した卍谷に小四郎がいた。と思う。

最後は雪の中をたたずむ朧で終わる。

原作は10対10で戦う。互いに得意の忍法で相手を殺すが、Aに通用する技が、Bには通用しないなど、意外性と伏線を回収しながら進んでいくのだ。
1958年に雑誌に連載され、1年かけて完結させた。
忍者たちは伊賀と甲賀というだけで殺しあうことに疑問を抱かない。彼らはそうすることが自分の使命だと信じているのだ。映画でも彼らは殺しあうことを躊躇しないし、当たり前だと思っている。
47年前と当時は考えが違うのである。
忍法帖シリーズは忍者が登場しては片っ端から死んでいく。今では考えられないことだ。美少女だったら生き残りそうなものだが、当時は美女だろうがなんだろうが死んでいくのが当たり前だった。
朧が生き残ったのは現代の思想であろう。もし、1960年代に映画化されたらどうなっていたかわからない。

最後まで観た感想というと、物悲しい結末に涙が流れそうになった。酷なことは書いたが面白い映画であったと言い切れる。

あと柳生宗矩と一緒に柳生十兵衛も出ていたが、何しに出てきたかわからないちょい役であった。

関係ないけど昔東京魔人学園外法帖血風録の公式ファンブックで、魔人シリーズが映画化されるとしたら、キャストは誰がいい?で奈涸がオダギリジョーだった。私は奈涸にオダギリさん、涼浬に仲間由紀恵さんにしたが、仲間さんは藍で、涼浬は小雪さんだった。
当時は2004年で、翌年にSINOBIが公開されたから、その影響を受けたと思う。


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ユーザレビュー:
辻褄は置いといて原作 ...
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