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zoom RSS 女囚さそり けもの部屋 ネタバレ注意

<<   作成日時 : 2010/02/20 18:04   >>

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1973年に公開された伊藤俊也監督作です。

さそりこと松島ナミ(梶芽衣子)は何の脈絡もなく脱獄し、電車に乗ってました。そこでふたりの刑事に見つかり、逮捕されそうになるも、持っていた包丁を振り回す。
権藤(成田三樹夫)はマツにワッパをかけるが、マツは包丁で腕をぶった切り、切り取った腕をぶらぶら振り回しながら逃げるマツ。
はっきりいってバイオレンスなのだが、あまりに過激すぎるとギャグにしか見えない。
さらにワッパを切ろうとして墓地に逃げ込み、切った腕をくわえながら、ワッパの鎖を削るシーンをバイタのユキ(渡辺やよい)に発見されるシーンはホラーなのか笑うシーンなのか理解に苦しむ。

成田さんの第一印象は宇宙からのメッセージのロクセイア、柳生一族の陰謀の鳥丸少将など特殊メイクをしてたので、すっぴんの顔には違和感がある。成田さんが扮する刑事は狂ってる。
下水道に逃げたマツをガソリンを流して火をつけたのですから。

前回は刑務所での看守や囚人のリンチがひどかった。今回は脱獄しているのでリンチが少ない。
マツの台詞は少し増えている。

鮫島(南原宏治)というヤクザには、カツ(李礼仙)という妻がいた。この人の衣装とメイクはどこの国から来たのか首を傾げてしまう。
バイタのしのぶが妊娠6ヶ月なので、もぐりの医者におろされた。しのぶは死に、マツは復讐のために鮫島たちを殺す。というか関係ない女なのに仇を討つのはおかしい。
マツ曰く「殺された女の亡霊が自分に乗り移った」と言ってます。脱獄犯なのに人を殺しまくり、
マツを恐れて軽犯罪で刑務所に入ったカツ。しかしマツが軽犯罪で入所してきた。世間では彼女は死んだことになっているらしく、看守は怪しまない。
疑心暗鬼になるカツ。頭がいかれてしまい、面会に来た権藤の首を絞めて殺した。

前回のリンチにくらべるとどうもパンチが弱い。
しかし伊藤監督の映像美はあいかわらずでした。ユキがマツを探すために火を付けたマッチを落とすのだが、あきらかに彼女一人では無理な数のマッチが落ちてきた。火の雨みたいだった。
さらにユキがマツにマッチを渡し、股の下に火をやるシーンは笑えた。

前回が強烈だったからでしょうね。続編というのは期待が大きい分、失望させられるとショックが大きいですから。
もっとも娯楽映画としては面白かった。こんな演出って今では無理な気がしますね。


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2003-06-21

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コメント(4件)

内 容 ニックネーム/日時

伊藤監督最後の「さそり」ですね。

渡辺やよいの役は第一作のオマージュだとか。

成田氏の刑事としては『探偵物語』のギャグが印象に残ってます。

2010/02/20 18:45
そうなんですか。
渡辺やよいさんは1作に出てましたね。そっちは殺されてますが、こちらは生き延びました。

成田氏は最初に見た作品のせいですっぴん顔だと印象が薄くなってしまいました。
江保場狂壱
2010/02/20 19:51

 一説では火に包まれた後のマツは一度死んでいるというんですよね。

 後は彼女の亡霊に過ぎないというか。

 同時期にはクリント・イーストウッドの『荒野のストレンジャー』もあるだけに、いろいろと気になるところで。


2010/02/21 09:55
確かに刑務所のマツは何もしませんでしたね。
刑事が殺されかけても何もしないのは問題ですが。
ラストのマツの手配書が火に包まれるシーンは人魂に見えました。
江保場狂壱
2010/02/21 12:30
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