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zoom RSS (秘)女郎責め地獄 ネタバレ注意

<<   作成日時 : 2010/06/18 17:24   >>

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日活ロマンポルノなので未成年は読まないように。

1973年に公開された田中登監督作です。

題名がなんと石畳で描かれており、そのままスタッフロールになっている。そしてそのまま本編が始まるのだ。おしゃれな演出です。
吉原ではおせん(中川梨絵)は死神と呼ばれ、客が三人死んだことで有名だった。酔っ払いがおせんを買うが、途中で気づくも、おせんに逆にやられる様は迫力がある。
お米(あべ聖)やお松(絵沢萌子)など女郎仲間と笑っていた。
しかし吉原のセットはぼろっちい。時代劇村の安っぽい長屋を吉原と言い切るのがすごいな。一応日活のセットを使っているから、当時の日活がジリ貧だったのがわかる。そもそも当時はこのロマンポルノに社運をかけていたそうだ。
エキストラの数は多い。

おせんは英斎(長弘)の絵のモデルになった。情夫の富蔵(高橋明)が無断で仕事を入れたのだ。英斎は枕絵(エロ本の先祖)を描いていた。ただモデルをするのではつまらないので、浮浪者を使い、おせんを犯させた。最後は富蔵に抱かせるなど変態ぶりを発揮した。

傷心のおせんが吉原に帰ると心中未遂でカップルがさらし者の刑になっていた。
お蝶(山科ゆり)と粂蔵(織田俊彦)の二人は、死ななかったのでさらし者になったのだ。おせんはお蝶の目がきれいだと笑い、その隣に清吉こと梅吉(堂下繁)がおせんにお蝶の兄と偽り近づいてきた。梅吉は浄瑠璃人形遣いであった。
お蝶は盲目で、梅吉と粂蔵を勘違いして抱かれた。お蝶は梅吉が人形しか抱けないヘタレだと知り、あえて抱かれた。
梅吉とおせんとの濡れ場は、梅吉が裸になったり、黒子になったり、人形の手になったりとせわしない。さらに浄瑠璃と交え、三味線の演奏で進行される。ロマンポルノはこういうところがおしゃれです。
浄瑠璃もまさかロマンポルノで使用されるとは思わなかったに違いない。

梅吉はおせんと一緒に上方(大阪)へ行こうと誘った。まんざらでもないおせんだが、富蔵というダメンズな男でも離れられないのだ。富蔵は博打でイカサマしたために刺されて死んだ。おせんは死んだ富蔵の指を切断し、形見にする。それで自慰にふけた。
親方(小泉郁之助)は富蔵の遺体が入った桶を崖に投げ捨てたが、富蔵は死んでなかった。さすがのおせんも真っ青になった。富蔵は親方の話を聞いた。吉原に手入れがあると聞いたのだ。
富蔵を捨てられないおせん。吉原では女たちが次々と捕まっていった。
おせんは富蔵に抱かれた。そして今度こそ富蔵は死んだ。腹上死か、衰弱死かは不明だが。

おせんは梅吉の待つ場所に来たが、そこには梅吉が残した人形があった。そこに手紙が残されていた。そして終わり。

おせんの伝法なしゃべりと、内面では脆い部分を晒すのが、魅力です。ハッピーエンドではないが、しっとりとした終わり方は余韻を残した。
山科さん目当てで借りたが、山科さんの出番は少なかった。ですが、とても印象深い役でした。

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