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zoom RSS 墓場鬼太郎

<<   作成日時 : 2010/06/26 19:47   >>

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水木しげる先生が貸し本時代に描いた作品だ。のちにゲゲゲの鬼太郎になった。

戦後、南方で左腕をなくし、引き上げてきた水木先生は紙芝居の絵を描く仕事をした。当時はコピーがなく、すべて手書きだったそうだ。描いても描いても腹が減るばかり。
今度は貸し本を描くことにしたが、紙芝居の親方から戦前に流行った墓場奇太郎を漫画にしたらどうかと薦められたらしい。当時は著作権はうるさくなかったし、墓場奇太郎は空襲で焼けてしまい、証拠は残ってない。

この話は成金の姑とその娘にいじめられた女性が身ごもったまま墓に埋められた。そこで子供が墓から這い出てきて、母親をいじめ殺した姑たちに復讐するのである。戦前は成金に恨みを持ち、復讐する話や、悪人主役の話しか流行らなかったと言う。

戦後、情勢が違うから、復讐物にはならなかった。
鬼太郎と目玉の親父は悪人ではないが、関わりあうとろくなことにならない話が多い。

話としてはネズミ男がパン屋でパンを買う描写がある。パンが値上がりした。
物価が上がったという。ネズミ男は誰が政治をしとるのかと憤慨する。

あと鬼太郎が住む下宿が物価が高くなったから家賃も倍にすると言い出した。
「ボクの給料は倍になってませんが」と鬼太郎の育ての親水木が愚痴るのである。

ネズミ男があやかしと話をしているときに、生活保護を受けたらどうだと助言するが、あやかしはだめだ人権がないんだと嘆く。

いつの時代も物価が高くなるし、政治家はまじめに政治をしない。水木先生の漫画は時代に関係なく面白いんですよね。
NHKでゲゲゲの女房が放送されています。水木先生の奥さんが書いた原作が基ですが、テレビでつげ義春先生は登場するのでしょうか?一度読んだことがありますが、つげ先生は着のみ着ままでやってきたそうです。


墓場鬼太郎 (1) (角川文庫―貸本まんが復刻版 (み18-7))
角川書店
水木 しげる

ユーザレビュー:
原点にすべてがあると ...
こっちの鬼太郎の方が ...
ついに文庫化された復 ...
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