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zoom RSS 新網走番外地 ネタバレ注意

<<   作成日時 : 2010/07/19 14:10   >>

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1968年に公開されたマキノ雅弘監督作です。石井輝男監督からだと十一作目になるのだろうが、設定や登場人物は一新されてます。変わってないのは健さんだけ。

末広勝治(高倉健)は戦争が終わって復員したが、母親と妹の秋子(佐々木愛)は空襲で行方知れずになった。イライラを米兵にぶつけたが、MP(ミリタリーポリス。つまり軍が警察)に捕まり、網走収容所に収監された。周りは外国人ばかりで英語がちんぷんかんぷん。日本語ができるのはジミー中田(ジェリー伊藤・東宝)だけで、勝治は彼と仲良くなった。

網走刑務所と違い、言葉がわかる人はおらず、勝治は荒れる。母親に会いたいばかりに、脱走を企てた米兵をとっ捕まえた。連帯責任で刑期が伸びるのを恐れたからだ。
収容所生活はすぐに終わり、勝治は故郷の新橋に戻る。

新橋では知人の源さん(山本麟一)とその子分の太郎(長門祐之)と出会う。母親は空襲で亡くなり、秋子の行方はわからない。秋子はパンスケになって働いていた。中国人の楊(今井健二)と仲良くなっていたが、結婚には踏み切れてなかった。

題名に新とつけて、高倉健が出演しただけで、話は別物です。もっとも東映の健さん映画と比べても遜色のない展開ですね。つまり、健さんは不器用で、子分や身内が死んでその仇を討つパターンです。

悪役は石津(水島道太郎)で、同じく華橋の劉(金子信雄)はいます。金子さんはあいかわらず小悪党ぷりがすばらしく、殺されるのは石津だけで、彼だけ助かってます。金子さんが健さんに殺される作品は記憶にないです。

勝治はなんとなく網走シリーズの主人公、橘真一をイメージしております。どことなくユーモアのあふれる人です。最後はドスを片手に殴りこみです。もっとも健さんはスターですので、お約束とわかってもついつい見入ってしまうのが、健さんの魅力ですが、当時の観客には飽きがきたかも。

幼馴染の秀駒(松尾嘉代)は健さんにほれているが、特攻崩れの郡司(三橋達也)が彼女にほれている。健さんは郡司に秀駒を譲ろうとしたが、郡司は彼女の気持ちを汲み、石津に殴り込みをかけて死ぬ。こういうべたなシーンもよいですな。
ただ三橋さんが少し太めなので女性にもてそうに見えないのが欠点だが・・・・・・。

嵐寛寿郎さん扮する鬼寅親分のような人がいないとどうもしまらないな。由利徹さんのようなコメディ要員も必要だ。太郎役の長門さんもいい味を出しているが、力不足だ。
次回作を楽しみにしよう。


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