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zoom RSS 波濤を越えた渡り鳥 ネタバレ注意

<<   作成日時 : 2010/11/13 20:23   >>

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1961年に公開された斉藤武市監督作です。渡り鳥シリーズ第6弾です。

冒頭は昭和19年から始まる。滝伸次(小林旭)が子供の頃、戦時中ビルマの国境越えで両親と兄を亡くしたところから始まった。シリーズ初の海外ロケでマンネリを打破した作品です。

伸次は横浜の倉庫街で謎の外人ジェラール(藤村有弘)に襲われた貿易商丈二(小高雄二)を助けた。その時、ジェラールが落としていったネックレスを拾って伸次は愕然とした。かつてビルマの谷底で死別した兄昭次のネックレスだったからだ。この世でふたつしかないものであった。

丈二からその男が香港の忠安公司の人間と聞いた伸次は香港に飛んだ。いつもの革ジャンと違ってスーツを着てますが、ギターを片手に持つのはいつもどおりです。
空港には丈二の妹で芸大の東洋民族舞踊の研究生則子(浅丘ルリ子)が出迎えていた。毎回浅丘さんは出演してますが、毎回別人なんですよ。伸次以外は。
則子の案内で訪ねた忠安公司は一週間前に香港とバンコックにキャバレー“サムロ"を経営している国際洋行リイ・シャタックに変わっていた。そのリィは金子信雄さんが演じているからファンは一発でこいつが黒幕だと理解してしまうのである。

則子は丈二の使いで書類をバンコックで研究をつづける考古学者で許婚の南条(近藤宏)に届ける途中だった。伸次も則子と共にバンコックへ飛んだ。バンコックには伸次の父親の友人で、養父ロチャ(清水将夫)家があった。手始めにキャバレー“サムロ"にギターを抱え流しに入った。ここでもアキラの美声が堪能できます。アキラのブンガワンソロという歌です。

そこで伸次はジェラールの仲間にはラオスの虎(宍戸錠)という早射ちの名人がいてそこの踊子ソンタヤ(白木マリ)がラオスの女であることを知った。ラオスにボスからアユタヤのロチャ家にあるジルコン鉱山の権利書も奪えと指令が飛んだ。ラオスはいやいやながらも指令に従った。
ロチャの甥であるチューラン(木浦祐三)はリィの女に手を出したため協力させられた。結局権利書は伸次によって阻止された。

バンコックまで来た則子であったが、許婚の南条は行万不明になっていた。アユタヤへ行けば何かわかるかも知れないと、則子と伸次は出かけた。伸次はソンタヤの口からあのネックレスがラオスのものと聞かされて愕然とした。アキラと宍戸さんが今回は兄弟ですか。まったく似てませんね。ソンタヤも後姿は似てるといってましたが。

リィは伸次を殺そうとしなかったので、ジェラールにラオス暗殺を命じた。一応チューランにも伸次をおびき寄せようとしたが、伸次はすべてを知っており、チューランはぶん殴られた。

南条は元日本軍が戦時中に埋めた貴金属の発掘にやっ起となっていた。予告編ではツタレン・カーメンの秘宝とか書いてましたが作中ではそんな単語は出なかった。さすがにそれはまずいと思ったんでしょうね。
ソンタヤから事情を聞いた伸次は、一味の仕事場である寺院の地下室に飛びこんだ。
その時はすでに遅く、南条は学者でありながら欲をかき、婚約者の身など省みない行動を取り、そのあげくリイに殺された。伸次がリイを殺そうとした時、ラオスが現れて殺されかけた恨みをリイに向けて殺した。一応組織のボスを殺したのでラオスはソンタナを連れて逃げた。

あとはルリ子を残して、渡り鳥は次の地へ去っていくのであった。
今回は香港、タイを渡る大作となっております。アキラを初めとしてタイ語をしゃべってます。
自動車の走行シーンははめ込みとわかりました。シリーズも第6弾になるとマンネリになってきますが、見事なツイストで面白かったです。


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