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zoom RSS 大海原を行く渡り鳥 ネタバレ注意

<<   作成日時 : 2010/11/19 20:13   >>

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1961年に公開された斉藤武市監督作です。渡り鳥シリーズ第7弾です。

渡り鳥シリーズは小林旭、浅丘ルリ子、宍戸錠の黄金コンビが定例でしたが、今作で宍戸さんは抜けました。代わりに弟の郷金英次さんが出演してますが、郷さんは端役です。

舞台は雲仙高原。ある観光馬車が覆面をした強盗団に襲われた。そこを滝伸次(小林旭)は得意のムチで強盗を追いはらった。馬車の乗客は、大洋貿易の社長磯部(芦田伸介)と雲仙観光の経営者信夫(青山恭二)の妹・由紀(浅丘ルリ子)、それに長崎にいる父親を訪ねてきた三木みどり(日下部美帆)という少女だった。

由紀の持っていた観光事業資金一千万円が強奪されていた。みどりの父親三木(垂水吾郎)が、佐世保のキャバレー“バタフライ"のボスであることを知った伸次は、みどりを連れ佐世保に行った。キャバレーではお約束というか白木マリが踊っていた。
しかし三木は知らぬとみどりをつっぱねた。伸次は地下の賭場におりた。三国人の竜(藤村有弘)のカードはイカサマだった。藤村さんは宍戸さんの後任でしょうが、どうにもね。怪しい日本語しゃべってます。ツブテの竜というあだ名です。ちなみに三国人は昔の中国人のことを指してます。昔は日本、中国、インドで全世界と思われていた。今は差別語なので使わないように。

伸次は側で見ている三木の乾分・哲(郷金英次)をしめあげた。馬車強盗の一人だった。哲は平和運輸から頼まれたと口をすべらした。磯部が黒幕だったのである。
伸次は長崎の平和運輸に乗りこみ、金は無事に由紀に戻った。ある意味伸次の行為は強盗だけど、証拠の鞄を後生大事に金庫にしまうのもどうかと思いますけどね。

伸次が帰った後、三木のところに磯部が現われた。磯部は哲を殺し、馬車強盗の証拠をなくせと命令した。三木は磯辺にジリ貧のときに拾ってもらった恩があるので断れなかった。
さらに三木の後姿を見ながら竜に三木を殺せと命令した。竜はあんな三ン下を殺したら名前にかかわるとはねつけた。
雇われていても身体は売るが心は売らない信条を持っているのだ。
その夜、伸次の許へ三国人なまりの電話があり、第三岸壁に行けば面白いものが見られると言った。もちろん、相手は竜だ。哲と三木は磯辺の部下、待田京介らに撃たれて港へ落ちた。バタフライのマダム、美佐(楠侑子)はヒスを起こすが監禁された。

磯部は、雲仙観光の事務員に、竜が惚れている踊子リエを応募させた。というか竜はもてる顔ではないでしょう。宍戸さんみたいにふてぶてしくもワイルドな雰囲気があるならともかく、トルコ帽を被った中年親父ではね。信夫はリエの美しさにひかれた。信夫は女性に免疫がないからころっといってしまった。伸次は磯部の手が雲仙観光にのびると察し、鉱石運送員として由紀の許で働くことにした。磯部一味が邪魔をすることが何度も続いた。鉱山主は無茶な運送を依頼する。信夫は顔をしかめるが、伸次は勝手に承諾してしまった。ふてくされる信夫。社長の面目丸つぶれだ。

信夫はリエに連れてこられて、磯辺の店のカジノで借金を作らされた。そこを伸次が救い、監禁された美佐を助けた。竜は絡めてでリエが伸次に抱きつき、それを由紀に目撃させて動揺させようとした。

ゲルマニューム鉱を満載した馬車が雲仙高原を行く。磯部一味の馬が取り囲んだ。応戦する伸次だが弾がない。そこへリエから連絡を受けた信夫が援護に来た。逃げる磯部を、伸次は“バタフライ"まで追った。店内で銃撃戦を繰り返すと、三木が現れた。実は三木は死んでおらず、伸次が助けたのだ。竜のツブテが磯部を倒した。長崎の祭、三木はみどりを見つめ、警察へ自首した。みどりは美佐と由紀と一緒に祭りを楽しんだ。

伸次は貨物船に乗り、竜も一緒に乗っていた。
というか竜は磯辺を殺してますよね。伸次もある意味殺人犯といえる。まあ、西部劇というか無国籍風をイメージしてますからね。細かいことを突っつくのは野暮ってもんです。
さわやかなマイトガイ・アキラがわかりやすい悪役をぶちのめす。単純明快でわかりやすい映画です。見ていて気分が爽快になる作品です。


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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
観る映画渋いなー。
私が推薦する白黒映画は、岡本喜ハ監督の「殺人狂時代」かな。
天本英世のナチュラルなインテリジェンスぶりが、嫌味無く発揮されていて、好感触。
明らかに、4年後のアニメ盤ルパンV世にインスパイアされているのが、一目瞭然。
もしも、ルパン三世の実写を観てみたいという欲求にかられたら、お勧めする一品。
仲代達也と、天本英世の、
ツーショットが、拝める珍しい作品である。

HAGI
2010/11/23 02:01
HAGIさん>渡り鳥の話はスルーですね。
その映画は観てないし、天本さんとか、ルパンの話をされても困ります。
それにルパン三世の実写版はすでに記事に書いてます。管理人を差し置いて天本英世さんの話に持っていかれても、なんだかなと。
断っておきますが、天本さんとルパンが嫌いなわけではないです。渡り鳥と関係ない話は控えていただきたいだけなので、以後気をつけてください。
江保場狂壱
2010/11/23 19:28
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