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zoom RSS 双生児 ネタバレ注意

<<   作成日時 : 2011/06/18 12:51   >>

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 1999年に製作された塚本晋也監督作です。原作は江戸川乱歩です。

 冒頭からサイケデリックな映像を見せ付けてくれます。俳優たちは全員眉なしメイクです。

 大徳寺醫院の跡取りとして若くして地位も名誉も手にした雪雄(本木雅弘)は、りん(りょう)という美しい妻を娶っていた。ただし彼女は記憶喪失でそこのところが不安である。関係ないが彼女の髪型がすごい。眉なしメイクと相成ってすごいことになってます。

 ある日、貧民窟の親子がペストにかかっており、もう一方では市長が怪我をした。雪雄は市長を優先したので、りんは雪雄にかみついた。
 
 ある日、雪雄の父・茂文(筒井康隆)と母・美津枝(藤村志保)が相次いで不思議な死に方をした。美津枝の場合は雪雄とそっくりの乞食が見せた脚の痣を見たショックで死んだ。

 そんなある日、ひとりで庭に出ていた雪雄は、何者かに襲われ、古井戸に落とされた。男は何食わぬ顔で雪雄になりすますと、雪雄として生活を始めた。

 この男、脚に蛇のような痣があったことから、生まれてすぐに川に捨てられた雪雄の双子の片割れだったのである。乞食の角兵衛(麿赤児)に拾われた男は、捨吉と名づけられ貧民窟で育ったが、ある日鶏のとさかみたいな髪形をした浅野忠信を殺したため、角兵衛から出生を聞かされた。そして雪雄を見つけ、自分を捨てた親を殺し、雪雄に代わって裕福な生活を手に入れることを思いついたのである。でも雪雄は医者なので無理っぽいと思うが。

 捨吉は雪雄を一思いに殺さず、古井戸に残飯を投げ捨て、少しでも生かせようとしていた。捨吉と雪雄は本木さんの一人二役だがキレた演技を見せてくれる。

 捨吉は語る。りんは実は記憶喪失ではなく、貧民窟の出身だった。ある屋敷で竹中直人に暴行され、屋敷に火をつけた。りんは捨吉の帰りを待ちきれず、偶然見つけた雪雄を捨吉と勘違いしていた。そして二人は惹かれ、結ばれた。

 捨吉との再会を喜ぶりんだが、捨吉は自分の正体をりんに明かさなかった。りんはもう雪雄を愛しており、彼女は泣き喚く。捨吉はボロボロの雪雄に自決用に包丁を投げ込んだが、それのおかげで雪雄は井戸の底から這いあがり、捨吉に殺されてしまう。

 その後、りんは子供を産んだ。しかしそれは雪雄の子なのだろうか。雪雄は乞食の石橋蓮司をにらみつけ、貧民窟へ向かうのであった。

 原作は読んでいないのだが、本木さんとりょうさんの演技がすばらしかった。特に捨吉を演じた本木さんは鬼気迫るものがあった。

 塚本監督がカメラをよく回していたようだ。きめ細かく指示を出していた。古井戸は東宝のセットとCGを使っていたようだ。脚色も勤めていたようだ。なかなか楽しめた作品でした。


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