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zoom RSS 盲獣 ネタバレ注意

<<   作成日時 : 2011/06/03 17:20   >>

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 1969年に大映で公開された江戸川乱歩原作の作品です。監督は増村保造さんです。

 私は最初この作品は俳優は3人しかいない、セットは悪趣味なセットのみと聞いたとき、あんまり観たくないと思った。時がつれるにだんだん耐久性がついてきたので、今回思い切って借りてみた。

 アキ(緑魔子)はファッションモデルだが、ある先生の写真モデルでもあった。その個展が開かれたので見に行ってみると、会場には写真には目もくれず、アキがモデルの彫刻を撫で回す船越英二の姿があった。

 その後アキはマッサージ師を頼むが、来たそいつは彫像を撫で回した張本人だった。彼は母親の千石規子の力を借り、アキを自分の家に連れて行く。そこでアキが見たものは目は目、鼻は鼻と、壁にびっしりかたどられた異常な空間であった。

 舞台はこのオブジェの部屋と母親と暮らす別室だけなのですが、これが飽きない工夫がなされているわけです。特に緑魔子が盲獣に追われ、女体のオブジェを駆け巡るさまがすごい。さらに盲獣を懐柔しようと甘えた声を出したり、母親を挑発したりと演技がすごかった。役者の演技の迫力で飽きずに見れたのです。

 船越さんと千石さんは年がひとつしか違わないけど、船越さんのマザコンというか、世間知らずの坊ちゃんを不自然なく演じていました。

 緑魔子の魅力と船越さんにねっとり触られるエログロ映画です。でも乱歩初心者にはきつい映画だと思うので、お勧めは出来ませんが。逆に乱歩ファンだと楽しめること請け合いです。


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