江保場公園

アクセスカウンタ

zoom RSS 陰獣 フランス版 ネタバレ注意

<<   作成日時 : 2011/06/24 18:16   >>

トラックバック 0 / コメント 0

 2008年にフランスで製作された江戸川乱歩が原作の映画です。バーベット・シュローダー監督作です。

 原作の「わたし」はフランス人になっており、静子が玉緒で舞妓になってます。

 フランスの推理作家アレックス(ブノワ・マジメル)は日本の推理作家大江春泥を嫌悪するも敬愛していた。まずアレックスは大学で大江が原作の映画を見せた。それは悪人が善人を殺して終わる内容だった。
 アレックスが日本に来たのも彼と会いたかったためだ。京都で芸妓の玉緒(源利華)と出会い、彼女に心を奪われる。

 彼女はアレックスに自分には平一郎という恋人がいたが別れた。それが大江となって彼女の前に現れた。玉緒には茂木(石橋凌。静子の夫、小山田の配役)という愛人がいて妊娠しているのだ。

 アレックスは日本の雑誌記者である本田(島岡現)に協力してもらうが、彼は何者かに殺されてしまう。茂木に注意を促しても傲慢な彼は話を聞こうとしない。そして最後はSMプレイ中にアレックスが乱入し茂木を殺してしまう。

 そしてオチだがなんともいえない気分になった。アレックスはお人よしで原作のわたしと違い、頭が回らないようだ。すべての謎を精神を病んだと思われた編集者泡瀬(福井友信)がフランス語を話して説明したのだから驚いた。これは実際観ないと恐ろしさがわからないだろう。冒頭の劇中映画は意味のないものではなく、すべては終盤に繋がっていたのです。

 作中には日本らしさが出てます。もちろんコテコテの和式ではなく、近代的なものもあります。おそらくフランス人が撮った映画だからと敬遠する乱歩ファンがいると思います。
 主人公がフランス人、人物設定が違うなどありますが、根本的な設定は変わっていません。連続殺人のようなこけおどしの恐怖ではなく、心理的な怖さがありました。乱歩ファンはぜひ観てください。

 ちなみに玉緒役の源さんはフランス在住の日本人です。作中で乳首が出てましたが、フランスは乳首大丈夫なんですね。


陰獣 [DVD]
Happinet(SB)(D)
2009-12-18

amazon.co.jpで買う
Amazonアソシエイト by 陰獣 [DVD] の詳しい情報を見る / ウェブリブログ商品ポータル


テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

陰獣 フランス版 ネタバレ注意 江保場公園/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる