江保場公園

アクセスカウンタ

zoom RSS 江戸川乱歩異人館第2巻感想

<<   作成日時 : 2011/07/23 17:05   >>

トラックバック 0 / コメント 0

 ビジネスジャンプに連載されている江戸川乱歩の原作で、作画は山口譲司先生の漫画です。

 表紙は鏡台の前に座る女性を髑髏のように見せる構成ですね。
 
 壁男こと魔術師は玉村家の人々を恐怖に陥れ、次郎の恋人洋子を彼の目の前で切り刻みなど凶行はとどまることを知らないのだ。
 しかし明智小五郎は死んだふりをして魔術師を欺き、魔術師を倒した。明智の行動は正義の味方というより魔術師と知恵比べに勝って喜ぶ子供のような無邪気さを見せる。ある意味魔術師より残酷かと。
 文代とは結ばれる運命ですが、性格破綻者ともいえる明智と付き合うには、文代ほどふさわしい人はいないかと。なんとなくだが文代は猫っぽい印象を受ける。

 操男。白昼夢が原作。原作は数ページだがエロをはさみ増やしている。女を殺し、四肢をばらばらにした後水道水で冷やして死蝋にするらしいが「蟲」の政木愛造に教えてあげたいね。ある意味死体保存を可能にした作品といえます。

 箱女。お勢登場。エロを付け足した作品。原作通りですがお勢は箱に閉じ込められた悲運の女性として書かれている。

 額男。押し絵と旅をする男。原作では押し絵の中に入り込んだ兄のために、弟が押し絵と旅をする作品だった。エロがない珍しい作品だった。通りすがりの乱歩が直接関わる作品でもあった。

 短編3本には江戸川乱歩がストーリーテラーとして登場している。壁男の最終話にも登場していた。この感想を書いている最中にビジネスジャンプでは蜘蛛男が全三話で掲載されていた。魔術師より短い内容でしたよ。
 私個人としては盲獣や人間豹も漫画化してほしいですね。

 私の年代で江戸川乱歩を知る人は少なくなりつつある。もっともネットがあるからそこから興味を持ち、本を買う人もいるでしょう。
 
 漫画を読んで乱歩の小説に興味を抱いてくれたらうれしいですね。


江戸川乱歩異人館 2 (ヤングジャンプコミックス BJ)
集英社
2011-07-19
山口 譲司

amazon.co.jpで買う
Amazonアソシエイト by 江戸川乱歩異人館 2 (ヤングジャンプコミックス BJ) の詳しい情報を見る / ウェブリブログ商品ポータル


テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

江戸川乱歩異人館第2巻感想 江保場公園/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる