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<<   作成日時 : 2011/09/25 19:20   >>

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 一九八三年に東映で公開された曽根中生監督作です。原作は小林信彦先生の同名小説です。

 ダーク荒巻(横山やすし)は三年ぶりに出所した。ところが組の迎えは島田紳助と間違えるは、敵対する島田組に拉致られるは散々だった。やくざにぼこぼこにされ、窓から放り出された紳助さんを見ると芸能界引退とかぶるように見えた。

 兄貴分の哲(伊東四朗)から組長(丹波哲郎)が出版社を始めたことを聞かされる。丹波さんのふんどし姿のグラビアに需要があるとは思えないが。新入りの原田(桑名正博)はおだてるのであった。荒巻にしてみれば情けない状況である。組長の娘である斉藤ゆう子からビデオが儲かるといわれ、明石家さんまを男優にしたビデオを撮ることになる。

 さらに組長からアイドルを売り出す計画まで立てられ、やくざらしくないことをやらされるのであった。そのアイドルの卵というか愛人がひとみ(甲斐智枝美)である。最初はレッスンにもごねたがなんだかんだでうまくいった。
 数々のトラブルを乗り越え、二人は絆を結ぶもひとみは組長の愛人。どうせなら自分と因縁のある栗林警部補(杉浦直樹)にあげてしまえということになった。ちなみに栗林はやもめのジョナサン並みの子だくさんで、奥さんは亡くなってる。

 吉本興業がバックアップなのか、全体的にハイスピードなお笑いやくざ映画となっている。陰惨な気分にはならずやすし師匠のからっとした演技が面白い。特別出演じゃない丹波さんも珍しい。組長にしては少しピントのずれている演技が見ものである。

 ロマンポルノを多く撮っていた曽根監督の新しい一面を見た作品でした。


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