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zoom RSS イヴの時間 ネタバレ注意

<<   作成日時 : 2011/10/16 16:25   >>

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 かつてインターネットで公開されたアニメをまとめて映画にした作品です。

 原作は全6話で、私は一話だけ見たのですが、やはり映画となるとただエンドロールをカットしただけではなく、それなりに繋げないといけないのでしょう。

 舞台は近未来の日本と思われる世界。思われるということは日本とは限らないというわけでして、最近はきっちりと日本が舞台である必要がない作品が多いですからね。グレーゾーンといえるでしょう。

 主人公のリクオはある日自分の家で使っているハウスロイドのサミィが命令にない行動をしたことに疑問を抱く。そこで友人のマサキと一緒にサミィの行動を洗っているとある店にたどり着く。そこはイヴの時間という喫茶店であった。
 そこでは人間とアンドロイドの区別はしないというルールがあった。

 アンドロイドは機械音声で無機質な存在のはずである。しかしイヴの時間ではそんなアンドロイドが人間のようにふるまうのである。人間のマネというより、人間らしいしぐさをしているのだ。第一話を見るとオチがとても強烈だった。基本的にアンドロイドは頭の上にリングを表示することを義務付けられている。そうしないと人間と区別がつかないからだ。

 しかしリングを消しても仕草は機械だからわかると思うのだが、イヴの時間では人間と本当に区別がつかない。ネタ晴らしになるがアキコはイヴの時間ではいまどきの女子高生並みにふるまっている。サミィは単語をきちんと区別しないと理解できないのに、イヴの時間では滑らかにしゃべっているし。

 そもそもメーカーはアンドロイドをどう製造しているのだろうか。感情を表現できるのならなぜそれをしないのか。まあ倫理委員会というロボット嫌いで揚げ足を取ろうとする集団がいるから、感情表現ができるとわかればアンドロイドに依存するドリ系が一層増えるだろうし。表情がなくてもドリ系が多い時代ですが。でもアンドロイドって一体いくらぐらいするのだろうか。トゥハートのマルチ並みの価格だろうか。あとセックルはできる機能はついているのか。これは下品ですね。

 リクオとイヴの時間の出会いから始まり、店の常連の話などゆったりした時間が流れている。リクオはピアノを上手に弾くアンドロイドに感動し、ピアノをやめてしまったが、サミィが拙いピアノを弾いた。それはリクオに気を遣わせているのだが、リクオは吹っ切れた。

 もっともマサキは倫理委員会のトップである父親がいるから話はこんがらがる。ナギは何者なのか、サミィの過去はなんなのか。謎は多く残ってますが。

 鉄腕アトムのようにロボットに仕事を取られているようには見えない。外見がらしいのは農業関係で、一般に普及しているのは人間型だ。もっとも倫理委員会は外見がもろロボットでも擬人化する危険性を問うているからロボットすべてをロボット法を口実に排除しようとしているのかもしれない。

 ヤングガンガンでは月一で連載されています。アニメを見ても、漫画を読んでも楽しめる内容になってます。むしろ漫画のほうが細かく丁寧に描かれているのでお勧めできます。アニメを見てから漫画を読んでも楽しめます。

 関係ないがリクオ役はコードギアスのルルーシュ役の福山潤さんですが、ゆったりした演技を初めてみた。C・C役のゆかなさんも出てます。マサキ役の野島健児さんと父親役の野島昭生さんは本当の親子なので不思議です。キャストを意図的に決めたのかな。

 あと背景はCGで描かれているのか、独特のカメラワークでぐりぐり動きます。普通だったら画面が切り替わるはずが、背景がそのまま動くのです。まるで映画を見ている感覚です。ネットで見てもそう感じたから、映画館だとさらに迫力があったでしょうね。

 美少女が大暴れするアニメが多いですが、この作品ははちゃはちゃではなく、ゆったりとした時間が楽しめます。何かアニメをみたいと思ったらこの作品を見ることをお勧めします。


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