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zoom RSS 晴姿 おんな絵巻 ネタバレ注意

<<   作成日時 : 2012/03/26 11:27   >>

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 日活ロマンポルノなので未成年は読まないように。

 一九七二年に公開された林功監督作です。

 おその(小川節子)は恋人で紺屋の職人英助(五條博)と店を持つため、借金を返すために働いていた。

 ある日おそのは蔵前の礼差美濃屋喜右衛門(山本修平)に気に入られた。おそのは女中奉公に出る決心をしたのは、英助を独立させ晴れて夫婦になるためだ。

 喜右衛門は彼女の美しさを見抜き、男を喜ばすための道具として仕立てあげようとした。喜右衛門の狙いは、おそのを勘定奉行岡戸主水正(三川裕之)に献上しその見返りとして財政を握ることだった。

 美濃屋は英助に金を与えるが英助は承知しない。芸者の原田千枝子と橘田良江に抱かれてもまだ抗う。今までためた金を博打にすってしまう有様だった。

 次に美濃屋は材木問屋に英助を婿養子にやらせた。もちろんおそのはその事実を知らない。

 おそのと主水正はアブノーマルなエロス生活を送っていた。
 
 美濃屋の策略はうまくいきそうに見えたか、主水正は、解任のうえ閉門になり、切腹した。美濃屋も家財没収の浮き目にあった。英助の店もその影響で火の車になっていた。

 最後の思い出にと英助に抱かれるが、英助はおそのを使い、新しい勘定奉行に取り入れと願い出る。さらに落ちぶれた美濃屋もおそのにお願いするがおそのはけんもほろろに突っぱねた。

 男のために男に抱かれるおそのが哀れであり、自分の性を利用して再び浮き上がろうとする男たちを笑うおそのも恐ろしかった。

 英助も最初はおそのと一緒になることを夢見ていたが、財力を手に入れると手のひらを返す割り切り振りが腹立たしくもあり、哀れに見えた。誰でも貧乏人から金持ちになれば浮ついてしまうのは仕方がない。

 美濃屋も最初は金持ちだったのに権力者の後ろ盾がなくなると落ちぶれたのもかわいそうであった。ロマンポルノの面白さはエロスだけではなく、こういったドラマをきっちりと描いているのである。

 それに時代劇の衣装と舞台を用意できるのは日活くらいですからね。

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