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zoom RSS 海から来た流れ者 ネタバレ注意

<<   作成日時 : 2012/03/04 12:16   >>

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 一九六〇年に日活で公開された山崎徳次郎監督作です。

 大島に浩次(小林旭)という一人の男が降り立った。同じ連絡船を降りた三浦修(川地民夫)は、この島で温泉を掘っている藤徳組の社員で、東京に新しい機械を買い付けに行って帰ったのだが、その工事は藤徳を圧迫し、借金を肩に土地の乗っ取りを企む流れ者の神戸(宍戸錠)一味の嫌がらせを受けていた。

 藤徳(深見泰三)の娘礼子(浅丘ルリ子)が神戸の子分達に襲われたが浩次のおかげで逃げ去った。神戸のキャバレーに単身なぐり込んだ修は、逆に袋叩きにあったが、また浩次に救われた。不敵な浩次に立ちはだかったのは神戸の用心棒前岡(葉山良二)だった。

 数日後、藤徳組の現場でギターを弾いている修に神戸の子分達が襲った。その時も修を救ったのは浩次だった。藤徳は浩次に礼を言った。息子がいればと嘆く藤徳だが、その時、父親に代って上京し、実業家の津久田(二本柳寛)に工事費の融資を頼みに行っていた礼子が帰って来た。藤徳も礼子も頼んだが浩次は藤徳組に入ることは断った。

 礼子は浩次の背広を繕ったがその最中にシガレットケースを見つける。それは彼女が兄にプレゼントしたものだそうだが、浩次はとぼけた。実は浩次は麻薬Gメンで捜査中に逃がした男が落としたシガレットケースを頼りに大島へ来たのである。

 給料日に貸した金だとそれを奪う前岡と浩次は争った。金庫に手をかける浩次に、それをそししようとする前岡。痛みに耐える顔芸が素晴らしかった。喧嘩の最中空気を読まない謎の女ルミ(筑波久子)が現れた。浩次の腕にほれ込んだ神戸が、前岡の代りに浩次を用心棒にした。不思議にも浩次は従った。

 一方藤徳組は新しい掘削機械を入れた。藤徳の温泉発掘をはばもうとする一味とともに浩次が現れ、憤慨する修であった。しかし浩次の行動に神戸は不信感を抱く。

 次の夜、神戸らは藤徳の工事場に爆薬をしかけ、皆殺しを図る。しかし突如自動車が走向し、銃で爆発寸前の導火線を切断した。一方浩次は拾ったシガレットケースをルミに見せた。

 津久田が島の視察にやって来た。津久田は神戸に、藤徳の工事場を奪い、礼子を人質にして土地所有権を奪うことを命令した。実は神戸一味をあやつる大ボスの津久田は麻薬密輸の中継基地として大島が欲しかったのである。ルミは津久田の秘書であった。

 神戸は津久田に闇市で拾われ、こき使われていた。その不満が徐々に募っていく。ルミは津久田に抱かれたのでふて腐れていた。一方浩次は船のカジノの用心棒をやっていたが、前岡が現れた。そしてシガレットケースの持ち主はすでに神戸らに消されたことを浩次に教えたのである。

 一味は再び工事場を襲った。そして大爆発とともに、突然温泉が湧き上った。大喜びの修たちだったが、神戸は礼子を誘拐していた。一方、津久田の前に警官隊が殺到した。前岡は警視庁の刑事だった。津久田とルミは逮捕された。

 神戸が津久田に逆らい、麻薬を盗み、礼子を連れて逃げようとしていることを知った浩次は後を追った。三原の噴火口で死闘の末、神戸は火口に転落して行った。宍戸さんが拳銃使いではなく、キャバレーの支配人という珍しい役柄だった。最後は死ぬのも珍しかった。

 作中でピンクレディーという歌が流れたが、のちのピンクレディとは全く別の歌です。

 マイトガイが颯爽と現れ、悪徳業者と与太者たちをばったばったとなぎ倒す。テンプレだけど安心して楽しめる作品です。今の小学生には地味すぎるかもしれないけどね。


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