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zoom RSS 椿三十郎 リメイク版 ネタバレ注意

<<   作成日時 : 2012/05/02 17:30   >>

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 二〇〇七年に公開された森田芳光監督作です。

 1962年に東宝で公開された黒澤明監督のリメイク作です。

 三船敏郎扮する椿三十郎を扮するは織田裕二です。彼はある朽ちた寺で寝ていた。そこへ藩の不正を暴くために一致団結した若者たちが9人。
リーダーの井坂(松山ケンイチ)は汚職の張本人である次席家老黒藤(小林稔侍)と国許用人竹林(風間杜夫)の粛清の意見書を、叔父の城代家老睦田(藤田まこと)に協力を仰いだがすげなく断られ、大目付の菊井(西岡徳馬)に頼んだら快く承諾してくれたそうだ。

 椿はその話を聞いて胡散臭いものを感じていた。大目付は藩の揉め事を抑えるのが役目なのに、逆に井坂をたきつけるのはおかしいと、懇々と理の通った推理を聞かせる。案の定、井坂たちは罠に嵌められたが、椿のおかげで難を逃れた。

 関係ないが松山さんたちのヅラがどうも気になる。

 織田雄二の演じる椿三十郎は愛嬌はあるものの、どうもすっきりしている。三船敏郎の場合は小汚い浪人だからこそ頭の切れ味が際立っていた。それが織田さんだと着物も小奇麗だから魅力が薄い。

井坂や寺田(林剛人)たちは若さゆえに椿の忠告を胡散臭そうに聞いてました。そのせいでせっかく立てた計画もおじゃんになる始末。 しかし終盤になれば椿に対する畏敬の念を示すようになるのです。まあ原作通りだけどね。
 
椿が念入りに計画を立てても、若者たちの暴走で、観ている観客ははらはらしっぱなしです。もっとも構成は原作と同じだからですが。一応織田さんの斬り合いで息を切らしていたのでハラハラしてました。

 黒藤と竹林がやたらと情緒不安に見えるのだが、久しぶりに見たから忘れてました。

 女優陣は出番が少ないが、どうもぱっとしない。睦田夫人扮する中村玉緒はおっとりした世間知らずの女性なのだが、愛嬌がありすぎていまいち。というか中村さんの役ではないと思う。娘の千鳥の鈴木杏さんもどうもいまいちだ。まあ女優の出番はこの際どうでもいいか。腰元のこいそ役の村川絵梨さんのほうが印象深かった。ガッツポーズなんかやってたっけ?

 敵というか、菊井の手飼いの室戸は豊川悦司さんでした。独特の迫力がありますが、どうも怖さが足りない。

 黒澤作品と同じ構成だがセリフが聞き取りやすい。それにカラーなのでどうも画面に重みがない。白黒だからこそ映えるのかも。最後まで見れたのはやはり下地がよかったためか。黒澤版を観た後だと三船敏郎の魅力が強すぎて、いまいちかもしれない。それでも最後まで楽しく観れました。

 なんとなくだが織田さんが今度やるるろうに剣心を演じればいい気がする。


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