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<<   作成日時 : 2012/07/21 13:40   >>

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 にっかつロマンポルノなので未成年は読まないように。

 一九八五年に公開された相米慎二監督作です。TUTAYAネットレンタルで相米監督作のセーラー服と機関銃を一緒に借りました。

 村木(寺田農)はラブホテルで女を呼ぶ。ホテトルから名美(速水典子)という女がやってきて、村木は彼女に魅せられる。実は村木は経営していた小さな出版社が倒産し、取り立てヤクザに妻の良子(志水季里子)を犯されたので人生に絶望し、金で女を買い、凌辱した後、自殺しようと考えていた。だが怖気づいた村木は逃げた。

 妻が犯されるシーンは直接映すのではなく、鏡を使って、寺田さんを一緒に映すなど演出が光っていた。セーラー服もカメラをめったに動かさない手法を取っている。 

 二年後、村木はタクシーの運転手をしていた。借金の取り立てが妻に及ばないように離婚していたが、良子は仕事帰りの村木を待つ習慣が出来ていた。村木はそんな彼女に言い知れぬいらだちを感じていた。そんなある日、二年前に出逢った名美を村木は、客として乗せた。海に行きたいという名美は、漁港に着くと、飛び降りようとしたので、名美を止めた村木は、自分は、あの時の男だと話した。

 自分のことを天使だという村木の言葉に揺れる名美だが、彼女は会社の上司、太田(益富信孝)の愛人であった。。

 数日後、太田の妻(中川梨絵)が会社に現れ、興信所で調べてもらったと名美を怒鳴りまくった。このシーンは中川さんのヒステリックな演技が光っていた。名美は会社をクビになり、太田に電話をかけたが相手にされず、それでもしゃべり続けるシーンは怖かった。

 村木は太田のマンションに押し入り、追い回す。四つん這いになり追い回すシーンはどこか滑稽であった。脅された太田の妻は、村木に興信所の報告書を渡す。二年前と同じホテルで村木は名美を待った。そして二年前と同じことを再現し、二人は激しく体を合せるが、村木の心は離れていった。

 名美が目覚めた時、村木は消えていた。名美は村木のアパートに行くが、そこも空室となっていた。悄然と立ち去る名美の横を良子が通り過ぎた。二人の女は、一瞬、立ち止まり、顔を見合わせると、それぞれの方向へ歩き出した。その後大勢の子役が出てきて終わる。
 
 寺田農といえば個性派俳優で有名ですが、この作品では借金や女に追い詰められた悲壮感のある男を演じております。速水典子さんは美人ですが、どこか翳りのある演技が良かったです。あとタクシー運転手に佐藤浩市、その客が伊武雅刀とか豪華ですね。

 脚本は石井隆氏で以前曽根中生監督の天使のはらわた赤い教室を観ました。その時も主人公が村木で女は名美だったのです。のちに石井氏は監督を務めることになりますが、こだわりは大切ですね。

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