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zoom RSS 団鬼六 縄炎夫人 ネタバレ注意

<<   作成日時 : 2012/09/06 20:42   >>

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 にっかつロマンポルノなので未成年は読まないように。

 一九八〇年に公開された藤井克彦監督作です。

 西川(明石勤)と妻の雅子(麻吹淳子)は幸せな家庭であった。ところがある日SMショーに出ていた愛子(吉川遊土)をひき殺してしまう。西川はショーに出ている女なんか虫けらだと吐き捨て逃げた。

 ところが愛子の夫である源蔵(藤巻源)は復讐のため雅子と妹の宏実(朝霧友香)を誘拐し、SMに調教する。すべては死んだ愛子の妹である小菊(志麻いづみ)が望んだ復讐でもあった。

 団鬼六先生と言えば花と蛇が有名です。金持ちの奥様が暴力団に誘拐され、調教される。助けに来た女探偵も捕まえ、さらにそれをえさに妹も調教するという蟻地獄のような陰湿かつ、甘美な世界が繰り広げられる。

 この作品は雅子はサラリーマンの主婦だ。一応平凡な主婦が悪質な調教師に捕まる内容で興奮する。小菊は一見西川を寝取ったみたいな態度を取るが、あくまで雅子を絶望に叩き込むための行為だ。実際は西川などぼろぼろになったら捨ててしまった。妹の宏実は解放されたが、雅子はショーに出るようになった。

 西川が全ての元凶なので悲惨な目に遭ってもかわいそうとは思えない。平凡な主婦である雅子が調教され、人に見せるSMに目覚める過程が面白い。源造は妻を愛していたのか雅子を愛子と呼んでいる。

 実を言えば団鬼六作品は一冊も読んでいない。その代わり団鬼六原作のロマンポルノに目がない。きっと原作を読めばもっと楽しくなると思うのだが、まだ踏ん切りがつかない。もし団鬼六作品を読めるようになれば、私の人生は一転するはずだ。

 なんでも花と蛇が連載されていた時代は直接的な描写は禁忌だったそうな。それを間接的なエロスを作り上げ、いまもなおファンを魅了して離さない。原作が未読の私でも小沼勝監督の花と蛇はとほほだと思いました。

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