恋と太陽とギャング ネタバレ注意

1962年に公開された石井輝男監督作です。

高倉健出演のギャング映画です。
ギャングとはアメリカの禁酒時代に出てきたアル・カポネみたいな犯罪集団のことを指します。単体だとギャングスターと呼びます。

高倉健には小宮光江という妻がおり、小宮には清川虹子という母親がいます。健さんは網走学校、網走刑務所に3年服役しており、出所した。
そんな健さんに丹波哲郎が近づいてきた。彼はある毛唐の経営するカジノの売上金を盗む計画を健さんに持ちかける。ちなみに毛唐は外国人のことを指します。

丹波さんは格好つけてはいるものの、三原葉子のヒモ男だった。三原さんに金を借りようとする情けない男であった。公園のブランコに乗りながら、三原さんをくどくシーンは必見です。
三原の弟山下敬二郎はそんなダメ男とは別れて、兄弟だけで金を持ち逃げしようとたくらむ。三原から金を借りた山本燐一は彼女から儲け話の匂いを嗅ぎつける。

健さんは江原真二郎曽根晴美由利徹を仲間に誘う。由利さん以外は腹に一物を持っております。
江原はヘリの操縦士の千葉真一に依頼します。当時は眞一でした。スマートですがあまりパッとした容姿ではないです。千葉ちゃんが花が咲くのは70年代ですね。白黒だから肌が白い。

金を奪った後は江原と曽根は単独で動き、金を手にした三原を追い回す。そこへ山本の部下たちが襲撃し、さらにカジノのギャングたちも銃撃戦を繰り広げ、山本はあっさり撃たれて死ぬ。
さらに曽根も死んだ。
江原は千葉ちゃんの故郷にヘリで飛んだ。そこでもギャングたちが追いかけてきて銃撃戦を繰り広げる。

千葉ちゃんには目が見えない妹がいるが、二人はヘリで逃げるも妹は目が見えないために札束をビラと勘違い。景気よく札束をばら撒いておしまい。千葉ちゃんはもっと撒けとハッパをかける始末であった。

全体的に中途半端な印象が強い。山下さんはカジノのボーイで、健さんの協力者でしたが、上にばれたみたいでした。その後の消息は不明。
金の代わりにゴミを入れた袋を持って逃げた小宮さんは無事逃げ切ったけど、警察官に車体の銃弾で清川さんともども職務質問された。これも消息不明。
最後は健さん、丹波、江原、三原がギャング相手に撃ちまくっておしまい。

街中で銃とどんぱち撃ちまくるのは荒唐無稽ですが、映画はそれぐらいがよろしい。
健さんや丹波さんなど、日本人が無理にギャングを演じるのはちょっと失笑ものだが、面白い。
石井監督の独特の台詞回しも好きだ。一度は見ておきたい映画である。


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