犬神家の一族

 昭和25年にキングで連載された作品です。

 題名は犬神とありますが伝奇物ではなく、山田とかでは平凡だからこけおどしの名前をつけたそうです。当時は江戸川乱歩が犬神とか蛇神は大嫌いだといっていたそうで、乱歩崇拝者の横溝先生は気にかけず書くことが出来たそうだ。

 この当時は出版社が多く倒産した時期だったそうで、横溝先生は何本も連載を抱えていたが病気で一休み。するとキング以外は倒産というありさまだったらしい。

 大金持ちの犬神佐兵衛は生涯正妻はとらず妾の間にひとりづつ、計三人の娘がいた。そして彼女らには息子がひとりづつおり、それが犬神家の遺産の行方を握るのである。そしてど派手な殺しが繰り広げられるのだ。こちらは編集者に言われたそうで、正確には殺しに意味を持たせることだったかな。金田一が殺人を防げないのは編集者の責任でもあるのだが。先生だって仕事で書くわけでして。

 この作品で有名なのはゴムマスクの青年に湖の上ににょっきりと伸びた人の脚であろう。もっとも怪奇というより人の恐ろしさを描くのが横溝先生だ。


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