ハーレムプリズナー 別の視点だと主人公は悲惨なんですね

 プリズナーとは囚われという意味。主人公は敵側の捕虜になった。

 主人公ヘリオードは山麓朝の人間で、同僚のレナス領のバージゼルが謀反を起こしたので戦った。しかし計略により山麓朝は崩壊。ヘリオードは針のむしろのごとく槍を刺されたが、蘇生させられた。

 その後バージゼルの娘であるネメシスがヘリオードを預かり、調教しようとする。

 豪華な部屋に食事、美人の召使という環境だが武人のヘリオードには胃の痛くなる環境だ。冷たい石畳と埃っぽい空気の牢獄のほうがマシだと思っているだろうな。そのくせ童貞なのに、外見で判断されるからかわいそうだ。気持ち良くてセックルするわけではない、君主の娘であるシャーミーナと結ばれても、無理やりやらせれた感じだし、大勢の女を抱いた責任を取らなければならないから、ヘリオードの苦労は並大抵のものではない。

 部下であり、友人のトレバンはヘリオードの豪華な生活を表面しか知らないから、裏切られたと思い込み、ヘリオードに斬りかかる。そしてヘリオードは友人を殺してしまうのだ。無残である。

 一方ドSのふりしたドMのヒロイン、ネメシスはヘリオードが大好きだ。いじめっこが好きな子に意地悪するのと同じだ。母親のイヴゥンとアーリーはそんな娘の気持ちを察しているのかほほえましく話している。本当は処女だけどいいかっこしぃなのでヘリオードの前では女王様を演じる。まあケーニアスをはじめとした弟たちは姉の暴君ぶりを見て育ったから、わからないだろう。母親でなくてはわからないレベルだ。

 父親のバージゼルは巌のような大男に成長したらしい。エンゲージではお嫁さんにしたい騎士ナンバーワンだった彼は、お嫁さんになりたい領主ナンバーワンになれたのだろうか。領主としてどっしりとしている。イヴゥンという智将がいるから大きくなれたのだろう。

 ハーレムシリーズではクライシスの百日戦争の次に、時代が変わった話であった。そしてぬるま湯の話が続くようになったのでした。


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竹内けん

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