ハーレムシスター2 再び亡命元王子が動き出した

 シスター1は二〇〇七年に発売され、シスター2は二〇一一年に発売された。四年経っての続編である。

 シスター1から一年ほど経ったドモス王国エクスター地方で、亡命元王子ヒルクルスが現れた。エクスター地方レヴィ領領主ヴィクトリアに恩を売るためだ。

 入った酒場でいきなりヴィクトリアの暗殺を持ちかけられるのだが、やはり都合が良すぎるな。

 昔は女を口説くなど馬鹿らしいと思っていたヒルクルスだが、大陸を一年かけて回った彼は庶民に密接した政治をできると自負している。一応彼が世間知らずのボンボンでないことをアピールしているのだろうな。

 ゲストは妖姫リンダだ。シスター2が発売された時、読者サービスでハーレムアーカイブスが無料で送られてきた。昔読み切りで掲載された作品が収録されている。エクスター地方関係でリンダが引っ張られた感じだ。

 レベッカはリンダに開発されたが、ヴィクトリアとは幼馴染で彼女との友情は忘れていない。首切りヴェルナーも健在だが、彼は養子にロレントの庶子の子フェンリッヒがいた。マーシナリーではヴィルホールがロレントの庶子の子ではないかと噂があるが、フェンリッヒは生まれのせいか感情が少なさそうだ。

 なんとなくだが戦闘描写は少ない。精々冒頭でヒルクルスがヴィクトリアを救うくらいか。ヴィクトリア暗殺を目論んだガストンという男はあっさり殺されるし、ジャンダークト城はユーフォリアのコネで無血開城したし、ヒルクルスのすごさがよくわからないものだった。

 シスター1のキャラはグレイセン以外は出番が少ない。ユーフォリアは5章でやっと出てきた。シギンやベルベットは最後に出てきた。

 シスター2の評判は良くない。シスターなのにやってることは娼婦並みだからだろうか。一回だけならまだしも二回目はだめなのだろうな。ハーレムシリーズ公式ガイドブックでは続編を読みたい作品でシスターが二位だった。編集部も確実に売れる作品の続編を出すだろうな。


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竹内けん

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